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難聴って遺伝するの?

難聴で気になるのは、遺伝するのかどうかです。難聴の場合、残念ながら遺伝子が大きく関係しています。生まれつき難聴の子どもは、出生1000人あたり1人いて、他の先天性の病気と比べて頻度が高いと言われています。老人性難聴など後天性の難聴についても、難聴になりやすい遺伝子が関係していると言われています。難聴の原因である遺伝子については複雑なことがたくさんあるので、遺子に関しては専門の知識が必要になります。遺伝性の難聴にも原因はいくつかあり、優性遺伝によるもの、劣性遺伝によるもの、性染色体異常を引き起こす伴性遺伝によるもの、ミトコンドリア遺伝子によるものなど様々です。 遺伝性の難聴は難聴以外の症状を同時に発症する場合があり、その場合は症候群性難聴と言い、難聴のみが認められる場合は非症候群性難聴と言います。遺伝による生まれつきの難聴というのは実際にありますが、症状が出るのは言葉を話せるようになってからなので、会話能力にはあまり影響がありません。遺伝性の難聴は、まだ根本的な治療はありませんが、将来的に遺伝子異常で作られない毛根に作用する薬が実用化されれば、遺伝性難聴の治療ができるようになる可能性はあります。

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